冬山の服装を考える 『レイヤリング』

ウタマルマン

2017年10月11日 21:44

山では紅葉真っ盛りの今日この頃

ウタマルマンは稲刈り真っ盛り!

この時期、山に行くには家族の白い目を見ないフリして早朝に出かけなくてはなりません。

でも帰ってから気まずい空気なんです!

このところ真面目に稲刈りに籾摺りをこなしているので
今週の日曜は祝瓶山に行かせてもらいます。


さてもう時期、雪山シーズンが訪れるので
服装についてレイヤリングを考えてみます。

この時期の登山は汗をいかにかかないか!につきます
普通の人は冬山=スキー場と言うイメージで
雪山登山にスキーをする服装をしてくる方がたまにいますが厚着し過ぎで大汗をかいて汗冷えしてガタガタ震えてしまいます。
スキーではリフトに乗って登りますが登山は重い荷物を背負って自分の足で登ります。

当然汗もでますし、止まったとたん一気に寒くなります

その為小まめに上着を着たり脱いだりとしなくてはならないのです。










ウタマルマンの農業日記





コンバインで稲刈りしています

穂だけ集めてコンバインのタンクに貯めてトラックの荷台に載せたグレーンタンクに排出して自宅作業小屋の乾燥機に入れます





籾摺り機




乾燥を終えた籾は二階のマスにいったん排出し落差で一階の籾摺り機に落としながら籾摺りをして籾殻をむき玄米にしていきます








選抜板を震わせ重い成熟米は左側に
一方軽い未成熟米はシナとして右側に落ちていき外に出てきます。








良い米だけ次に計量機に排出され袋詰めします






一袋30.60kgに合わせてあります








詰め終えた物を積んでいきます

コレが重労働なんでよね!




冬山で雪が降っている時で寒いとき
この様な上半身になります。

小屋泊まりやテント泊の場合は部屋着にダウン上下とてダウンのテントシューズがザックに入ります

もちろん下半身はメリノウールのアンダーに厚手のパンツにハードシェルのアウターパンツにゲイターのスタイル


モンベル ダイナアクションパーカー

GORE-TEX®





安定した天候で吹雪でなければアウターのハードシェルは着ないでミットレイヤーのソフトシェルで歩きます。


マムート クライムジャケット






ベースレイヤーはポリエステル90%ウール10%のロングジップシャツ




マムート エクセレンスウールジップシャツ






アンダーウエア(下着)はジオラインポリエステル100%のTシャツ

昨年まではメリノウール100%の物を着用していましたが1年で虫に食われて穴だらけ・・・

今年は新しくファイントラックのドライレイヤーのアンダーにしようと思っています。

何でも汗を肌から吸収して上のベースレイヤーに吸い込ませ汗を地肌に戻さないので着心地は常にドライという事。なので従来のレイヤリングは3レイヤーが主流であったが近年5レイヤーな主流だとか?

アンダー1 ベース2 ミット1 アウター1

もちろん気温と気象に応じて上から脱いだり着たりして体温の調節は欠かせませんが。




モンベル ジオライン















パンツは今年初めて購入した冬季用の厚手の物
裏起毛で温かい仕様にしました。夏ははけません

今までは4シーズンとも同じ夏用のパンツでした

以外と雪の中、ラッセル時は下半身は寒く無いんです!

雪上を歩くと寒いんです。実は!







マムート ソフトテック トラッカーズアドバンスパンツ





熱がこもったら熱を外に放出するダクトがジッパーで調節可能







裏起毛でストレッチ性の良いソフト生地












今度はグローブ(手袋)考えてみましょう!
手も体と同じく汗をかきますし、一度グローブを外して雪でも手につけば濡れたままグローブをしなくてなりません。グローブを外して飛ばされたりして紛失してしまえば完全にアウトですし!

今年の2月、厳冬期の飯豊連峰では辛い思いをしました

案外一番大事なのはグローブかも!しれません
凍傷と言う大変な事になりかねないからです。


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