郷土料理 干しゼンマイと干しアケビの煮物
ウタマルマンの住む田舎ではずっと昔から干した食材を保存食として雪深い冬に食す食文化があります。
若い奥様はなかなか作りませんが婆さんや、お袋はよく作ります、我が家でもあと10年さきは食べられなくなるかも知れません。
なので自分で作るしかないのです
中でも好きな煮物
ゼンマイやアケビの煮物を作ってみました
この干したゼンマイ!高価なものなんですよ〜
1kg買うと15,000円はします!
もちろんこれは自家製です。
干しゼンマイ
水に浸し戻します
完成した煮物!
昔からニンジンこんにゃく、チクワ、戻した干しゼンマイを軽く炒めて水を入れてあま塩っぱく煮込みます。
台所にカチンコチンになったアケビを見つけました
婆さんが干して置いたものです。
干しアケビ
干しアワビではありませんよ(笑)
こちらは水ではなかなか戻りません
鍋に水を入れアケビを入れて沸騰させない温度良い湯加減にして自然に水になるまでさまし、また同じ事を繰り返しそれを3回するとこうなります。
鍋に油をしいてあらかじめ水に浸けてアクだししたゴボウ、ニンジン、舞茸と戻した干しアケビを半分に切って軽く炒めます
具にかかるくらいに水を投入し酒、みりん、砂糖、(今回は水飴を使用)味噌、鯖の水煮缶詰を入れ煮込みます
完成です!
生のアケビとはまた違って柔らかくてとても美味しいです。昔の人の知恵って凄いなぁ
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