【写真 提供】前オーナー 北の大地より
今年3月新潟港へフェリーで着岸
ウタマルマンが車輌甲板より自走で新潟港へ運び出しました
雪の上以外は走れませんので前のスキーを外してローラーを取付けて積み込んでもらいました。
家の農業用2シータースポーツへ積載完了!
スキーを外す時にボルトが折れたそうで全て溶接し直します
ただ、寸法を測りますが微妙な角度を調整しないとスキーにぴったりハマりません
でも、ワタシ失敗しないので!
パウダープロのスキー完成
YAMAHA用取付ブラケットもブラックに塗装しバッチリ
よく見るとオレンジの左右のアームに金属疲労か?クラッシュの後遺症か?クラックが所々見うけられたので
取り外して溶接して修理する事にします
厄介なのがここはグリースが入るところなので溶接の熱が加わり内径が変形しない様に気をつけなければいけません
塗装する為に剥離剤をつけて塗膜を浮き上がらせて剥がします
港で初めて目にした時にイメージはシルバーと決めていました
完成!
グッとしまりましたよね〜
最後はエンジンのフード バキバキに割れています
これが悩みました・・・
最初新品に交換しようと部品の値段を調べ目ん玉飛び出ましたー
高過ぎて手が出ません
なので、直す事にしました
そこで使うのはグラスプ90
ボトルの中のエポキシの1液と2液を混ぜて硬化させるというものです
この専用ガンでせんたんのノズルを通して出すと均等に混じって出て90秒で硬化するのでグラスプ90と言う名前なのです。
こんな感じでプライマー(密着剤)を施してグラスプ90で割れた裏側に補修して強度をもたせます。
表面はパテで形成します
塗装の下地にサフェーサーを塗り水研ぎして乾燥させます。
でっ!上塗りは2コートパールのブラックを塗装し仕上げにクリヤーを塗装するとこの様な艶がでるという訳です
ただの黒色では無く光が当たるとこんな風にブルーのパール感がでるんですよ〜
オリジナルの配合です
本乾燥し2日置いて今度は塗装時に付着したホコリなどを耐水ペーパー1500♯を使い丁寧に取りキズをコンパウンドをつけウールバフでポリッシャーで鏡面仕上げしていきます
最終の仕上がりがこちら!
ピッカピカ
フードをスノーモービルに装置して場所移動
ちと無理があるようにも見えますがとりあえずそこはスルーしてください
コンクリートでも動かせるようにキャタを荷車板にのせ前のスキーにも小さい荷車板にのせます
ここからは一発勝負のステッカー貼り作業です。
真剣に作業するため時間をかけます
YAMAHA純正のステッカーSXバイパーのマークとラインをバランスよく貼っていきます
半年の作業でした。
無事外装の仕上げは今日で完了となります。
追記
左側にアクセルを追加しようとこの度、海外のカナダよりゴールドフィンガーのアクセル左アクセルキットを購入しましたが2004年式以降のYAMAHA用しか設定がありません。取付けしようと右アクセルに噛ませるステーを仮付けしようとしますがどうも変です。
なので部品図を取り寄せ調べたところ、この黒SXバイパーは2003年モデルのようで右アクセルの形状が違いゴールドフィンガーの取付けが不可能のもうです
付属部品の寸法を測り
何種類がステンレスで作っちゃいました!
一番右側が付属部品
ひだりはしから3つが今回作ったステンレス製のワンオフパーツ
若干削って現車に合わせて微調整し完成
今回新たに左側に追加したアクセルレバー
ゴールドが良いです!名前もそのままゴールドフィンガー
こちらはいたってその辺のチャリンコのブレーキレバーですが、分解してアクセルワイヤーの遊び止めに使ってみましょう
案の定、角度が合わず、切り込みを入れてたたいて曲げました
またまた仮付けしてOKでしたので溶接しました
スチール製なので錆びるので塗装をします
ワイヤーの末端をこのブラケットで固定して左側アクセルを操作して戻るワイヤーのアウターチューブが遊ばないようにして見ました。
ここが核心部の右アクセルに噛ませたリンク部
最後に球切れしていたH3バルブを交換してライトが点いて作業終了です。
後はとりあえず、やる事は全部やったので雪が積もるのを待つばかり!となりました。
終わり