初冬の飯豊連峰 三国小屋

ウタマルマン

2020年12月08日 08:16

2020.12.5〜6

今年も一年が終わろうとするこの時期
年末から年始にかけて飯豊連峰頼母木小屋をベースに北股岳を目指す計画を立てているので、その前にラッセル訓練と冬装備の点検(ガソリンストーブの安全に燃焼するか?)を兼ねて西会津の弥平四郎登山口より三国小屋に行って来ました。



出発までスノーシューにするか?ワカンにするか?
迷いましたがワカンにする事にしてピッケル、アイゼンは車においてきました。

稜線上は膝下のラッセルを強いられ、今年のコロナウイルス流行の為に自粛が続いてだいぶ体力も落ちたようで右足太ももが、攣りペースが上がりません。

こんな時季に登る人はいないかと思いきや、1人の男性が下山してきました

聞くと日帰りで本山まで行ってきた!との事

いったい何時に出発したのか?荷物は軽めとは言え強者です。

疣岩山分岐からその人のトレースを使わせてもらい助かりました



15:30 三国小屋到着

風は強くなく小雪程度で視界は無くガスで展望は有りません



気温は高めのマイナス5℃

小屋の中でマイナス2℃でした。




早速、今回の目的の一つであるガソリンバーナーで雪を溶かして水を作りました

安全に操作することができ、本番初日のテントでも使用可能かと安心はしました、燃料漏れもなくこちらも安心しました。





夜は防寒対策にダウンの上下にゾウ足を履いて、シュウラフカバーに厳冬期使用のシュラフに入り快適に就寝し

翌朝目を覚まし外に出てみると大日岳の上は雲の中で全部は見えませんでした




種蒔方面





ですが、何と雲海から太陽が昇る様子を見ることができました





摘んでみたりして(笑)




おー!

神々しい瞬間です




思わず手を合わせてコロナが一日でも早く終息して当たり前の日常に戻れるように山の神々に願わずにはいられませんでした











今日はゆっくりと下山します

しだいにまた、ガスが出てきて辺りは真っ白な世界に変わっていました

兎が見送りしてくれています





また、来るね〜






最近、山関連の事務系や事業の、段取りで気持ち的にいっぱいいっぱいでしたので久しぶりのプライベート登山で山の中に身をおけて良いリフレッシュになりました。

ヤッパリ、山はいいものです。


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