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生きている証し

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冬山の服装を考える 『レイヤリング』

山道具

山では紅葉真っ盛りの今日この頃

ウタマルマンは稲刈り真っ盛り!

この時期、山に行くには家族の白い目を見ないフリして早朝に出かけなくてはなりません。

でも帰ってから気まずい空気なんです!

このところ真面目に稲刈りに籾摺りをこなしているので
今週の日曜は祝瓶山に行かせてもらいます。


さてもう時期、雪山シーズンが訪れるので
服装についてレイヤリングを考えてみます。

この時期の登山は汗をいかにかかないか!につきます
普通の人は冬山=スキー場と言うイメージで
雪山登山にスキーをする服装をしてくる方がたまにいますが厚着し過ぎで大汗をかいて汗冷えしてガタガタ震えてしまいます。
スキーではリフトに乗って登りますが登山は重い荷物を背負って自分の足で登ります。

当然汗もでますし、止まったとたん一気に寒くなります

その為小まめに上着を着たり脱いだりとしなくてはならないのです。

冬山の服装を考える 『レイヤリング』









ウタマルマンの農業日記


おにぎりおにぎりおにぎりおにぎりおにぎりおにぎり


コンバインで稲刈りしています

穂だけ集めてコンバインのタンクに貯めてトラックの荷台に載せたグレーンタンクに排出して自宅作業小屋の乾燥機に入れます

冬山の服装を考える 『レイヤリング』




籾摺り機
冬山の服装を考える 『レイヤリング』




乾燥を終えた籾は二階のマスにいったん排出し落差で一階の籾摺り機に落としながら籾摺りをして籾殻をむき玄米にしていきます

冬山の服装を考える 『レイヤリング』







選抜板を震わせ重い成熟米は左側に
一方軽い未成熟米はシナとして右側に落ちていき外に出てきます。

冬山の服装を考える 『レイヤリング』







良い米だけ次に計量機に排出され袋詰めします

冬山の服装を考える 『レイヤリング』





一袋30.60kgに合わせてあります

冬山の服装を考える 『レイヤリング』







詰め終えた物を積んでいきます

コレが重労働なんでよね!

冬山の服装を考える 『レイヤリング』



冬山で雪が降っている時で寒いとき
この様な上半身になります。

小屋泊まりやテント泊の場合は部屋着にダウン上下とてダウンのテントシューズがザックに入ります

もちろん下半身はメリノウールのアンダーに厚手のパンツにハードシェルのアウターパンツにゲイターのスタイル


モンベル ダイナアクションパーカー

GORE-TEX®
冬山の服装を考える 『レイヤリング』





安定した天候で吹雪でなければアウターのハードシェルは着ないでミットレイヤーのソフトシェルで歩きます。


マムート クライムジャケット
冬山の服装を考える 『レイヤリング』






ベースレイヤーはポリエステル90%ウール10%のロングジップシャツ




マムート エクセレンスウールジップシャツ
冬山の服装を考える 『レイヤリング』






アンダーウエア(下着)はジオラインポリエステル100%のTシャツ

昨年まではメリノウール100%の物を着用していましたが1年で虫に食われて穴だらけ・・・

今年は新しくファイントラックのドライレイヤーのアンダーにしようと思っています。

何でも汗を肌から吸収して上のベースレイヤーに吸い込ませ汗を地肌に戻さないので着心地は常にドライという事。なので従来のレイヤリングは3レイヤーが主流であったが近年5レイヤーな主流だとか?

アンダー1 ベース2 ミット1 アウター1

もちろん気温と気象に応じて上から脱いだり着たりして体温の調節は欠かせませんが。




モンベル ジオライン
冬山の服装を考える 『レイヤリング』















パンツは今年初めて購入した冬季用の厚手の物
裏起毛で温かい仕様にしました。夏ははけません

今までは4シーズンとも同じ夏用のパンツでした

以外と雪の中、ラッセル時は下半身は寒く無いんです!

雪上を歩くと寒いんです。実は!







マムート ソフトテック トラッカーズアドバンスパンツ

冬山の服装を考える 『レイヤリング』




熱がこもったら熱を外に放出するダクトがジッパーで調節可能

冬山の服装を考える 『レイヤリング』






裏起毛でストレッチ性の良いソフト生地
冬山の服装を考える 『レイヤリング』








冬山の服装を考える 『レイヤリング』




今度はグローブ(手袋)考えてみましょう!
手も体と同じく汗をかきますし、一度グローブを外して雪でも手につけば濡れたままグローブをしなくてなりません。グローブを外して飛ばされたりして紛失してしまえば完全にアウトですし!

今年の2月、厳冬期の飯豊連峰では辛い思いをしました

案外一番大事なのはグローブかも!しれません
凍傷と言う大変な事になりかねないからです。




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この記事へのコメント
稲刈り、籾摺りとお疲れ様です。
家で田んぼやってたのはオラが中学2年まででした。
稲刈りは2条バインダー、くい掛けして、ハーベスタでモミにして
夜にケゴヤで縦線の籾摺り機でした、そして60kのマタイ袋でした。オラの仕事はバインダーとハーベスタ、そしてモミ運びはテーラーでケゴヤまで。あの当時耕作面積は3町歩でした。

あっレイヤーの件でしたね。
うち等はアンダーはユニクロ速乾長袖T、次にモンベルジップアップ、そしてモンベルフリース、アウターはいつものカッパです。
下は夏と同じポリ100%のパンツ、モンベル厚手のサポートタイツ、そして春秋用の普通の登山パンツ、そして定番のカッパです。
ほんとはハードシェル上下買いたいんだけどかあちゃんと合わせると10万にもなるので手が出ません。なので1500m以下の山が中心になります。

山楽番
2017年10月19日 18:31

山楽番さん

懐かしいですね、バインダー刈りにハーベスタの稲こぎ!田んぼに穴をあけての稲クイ立て
小学生までそれでした。その後に袋のコンバインになり籾袋を耕運機にトレーラー座席付きの荷台に積んで運び同じく薄暗い、け小屋で籾摺り動力モーターにたわむベルトがむき出しで危険だから絶対に近づくなと言われていました。

その時も一俵60kgのマタイ袋の口を縫って閉じカギ爪で引っ掛けて背負ったものです。
あー懐かしい

山の道具も農業機械も時代で進化して来ましたね〜


ウタマルマンウタマルマン
2017年10月20日 10:52

 
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