厳冬期飯豊連峰 頼母木山撤退
とうとう当日を迎えました
12月30日〜1月2日
テント一泊
頼母木小屋二泊の予定
飯豊連峰厳冬期合宿!年越し
ところがテレビでも注意喚起が流れる正月大寒波
友人知人、家族も心配する中とりあえず、行ける所までと予定を決行します。
出発は、雨というこれまた最悪な天気
濡れたアウターは乾く事はありません
翌日は凍って冷たくなるでしょう。
西俣ノ峰までラッセル協力隊が何と8名集まってくれました!早朝の暗いうちに長井山岳会員2名が別に先行してくれているとの連絡もあり、とてもありがたいと思いました!
今回の、本隊メンバーは小国山岳会から3名
峡彩山岳会から1名、長井山岳会からウタマルマンの、5名です。
初日テント泊のキャンプ地まではハードシェルを、濡らしたくないのでレインウェアで歩きます
先行している2名とサポート隊が、西俣ノ峰で交流しました。
ツェルトを張って待っていてくれました
西俣ノ峰付近からは雨が雪にかわります
ありがたい事にオオドミのテン場まで荷物を分担して、シェルパをしてくれるとのこと!
オオドミに着いてテントの風除けのスノーブロックを積んでイグルーを作るのを手伝ってくれる手厚いサポート
ありがとうございました
下山時間も無くなるので下山を促します
名残惜しそうです。
さぁ、今夜の寝床が完成しました
この後、次第に天候が崩れていくことになるのでした
外は大荒れですが
まずは雪を溶かして水を作ることから始めます
プラティパス2Lに水を作って後で沸かしてお湯を作りサーモスに入れて行動中に水分補給に使います
さぁ、お腹もペコペコ
鍋で温まりますか!
夜中に雪でテントが潰れないよう、夜中に周囲の雪をスコップでかき出しました。
朝、凍ったザックにパッキングして出発の準備をします!
オオドミを出発してその先は寒波の影響か?
気温が低い上に風もあり容赦なく体温を奪っていくのが分かります
三匹穴付近からの雪原は時より耐風姿勢を取らないと吹っ飛びそうになる強風です!!
ゴーグルはレンズが凍って前が見えず
サングラスはバラクラバからの息でくもりその水分が凍ります
しかたなく、裸眼で歩く事に
素肌は完全に凍傷になるような冷たい吹雪です
完全なホワイトアウト
足元の僅かな段差も不明瞭で視界は5メートル
稜線まで高低差150mという所で決断しました
撤退!!!
頼母木山手前で勇気の撤退を決めました!
おそらく、稜線に出ればまともに立っていられない強風であったでしょう
頼母木小屋に着いても入り口のドアは厚い氷に覆われ中に入るのには30分以上要すると思われ低体温になってしまう可能性も!
体感気温はマイナス20°以上ではなかったか?
今朝の出発地点まで下山してきました
ゆっくり休んでいる時間はありません、
直ぐに下山します
シャリバテと水分補給不足の脱水とで力が出ません
大曲りからの痩せ尾根の急な下りには本当に疲れました。
杉林をぬけて奥川入の民宿の灯が見えた時はホッとしたことは言うまでもありません
大晦日の慌ただしい時、急な宿泊の申し出にも応じていただいた奥川入さん
ブリしゃぶ!と白い美味しいお酒と薪ストーブの暖かさと疲れで一気に酔いがまわり眠くなりました
主人が打った蕎麦を大盛りでいただき大満足で床につきました。
ぐっすり眠れました
元旦の朝
朝食は餅
あんこ、納豆、胡桃、写真は無いのですが
松茸のお雑煮〜
初めて食べます!贅沢ですなぁ
外に出ると目を疑いました
昨日止めた車が見えません
年越し大寒波の影響か?
麓でもこの降雪量
下山してきて正解でした
無事に帰宅して来ました!
ある程度想定して望んだ厳冬期の飯豊でしたが
今回はそれを上回る厳しさでした!
来年は成功させたいと思います。
12月30日〜1月2日
テント一泊
頼母木小屋二泊の予定
飯豊連峰厳冬期合宿!年越し
ところがテレビでも注意喚起が流れる正月大寒波
友人知人、家族も心配する中とりあえず、行ける所までと予定を決行します。
出発は、雨というこれまた最悪な天気
濡れたアウターは乾く事はありません
翌日は凍って冷たくなるでしょう。
西俣ノ峰までラッセル協力隊が何と8名集まってくれました!早朝の暗いうちに長井山岳会員2名が別に先行してくれているとの連絡もあり、とてもありがたいと思いました!
今回の、本隊メンバーは小国山岳会から3名
峡彩山岳会から1名、長井山岳会からウタマルマンの、5名です。
初日テント泊のキャンプ地まではハードシェルを、濡らしたくないのでレインウェアで歩きます
先行している2名とサポート隊が、西俣ノ峰で交流しました。
ツェルトを張って待っていてくれました
西俣ノ峰付近からは雨が雪にかわります
ありがたい事にオオドミのテン場まで荷物を分担して、シェルパをしてくれるとのこと!
オオドミに着いてテントの風除けのスノーブロックを積んでイグルーを作るのを手伝ってくれる手厚いサポート
ありがとうございました
下山時間も無くなるので下山を促します
名残惜しそうです。
さぁ、今夜の寝床が完成しました
この後、次第に天候が崩れていくことになるのでした
外は大荒れですが
まずは雪を溶かして水を作ることから始めます
プラティパス2Lに水を作って後で沸かしてお湯を作りサーモスに入れて行動中に水分補給に使います
さぁ、お腹もペコペコ
鍋で温まりますか!
夜中に雪でテントが潰れないよう、夜中に周囲の雪をスコップでかき出しました。
朝、凍ったザックにパッキングして出発の準備をします!
オオドミを出発してその先は寒波の影響か?
気温が低い上に風もあり容赦なく体温を奪っていくのが分かります
三匹穴付近からの雪原は時より耐風姿勢を取らないと吹っ飛びそうになる強風です!!
ゴーグルはレンズが凍って前が見えず
サングラスはバラクラバからの息でくもりその水分が凍ります
しかたなく、裸眼で歩く事に
素肌は完全に凍傷になるような冷たい吹雪です
完全なホワイトアウト
足元の僅かな段差も不明瞭で視界は5メートル
稜線まで高低差150mという所で決断しました
撤退!!!
頼母木山手前で勇気の撤退を決めました!
おそらく、稜線に出ればまともに立っていられない強風であったでしょう
頼母木小屋に着いても入り口のドアは厚い氷に覆われ中に入るのには30分以上要すると思われ低体温になってしまう可能性も!
体感気温はマイナス20°以上ではなかったか?
今朝の出発地点まで下山してきました
ゆっくり休んでいる時間はありません、
直ぐに下山します
シャリバテと水分補給不足の脱水とで力が出ません
大曲りからの痩せ尾根の急な下りには本当に疲れました。
杉林をぬけて奥川入の民宿の灯が見えた時はホッとしたことは言うまでもありません
大晦日の慌ただしい時、急な宿泊の申し出にも応じていただいた奥川入さん
ブリしゃぶ!と白い美味しいお酒と薪ストーブの暖かさと疲れで一気に酔いがまわり眠くなりました
主人が打った蕎麦を大盛りでいただき大満足で床につきました。
ぐっすり眠れました
元旦の朝
朝食は餅
あんこ、納豆、胡桃、写真は無いのですが
松茸のお雑煮〜
初めて食べます!贅沢ですなぁ
外に出ると目を疑いました
昨日止めた車が見えません
年越し大寒波の影響か?
麓でもこの降雪量
下山してきて正解でした
無事に帰宅して来ました!
ある程度想定して望んだ厳冬期の飯豊でしたが
今回はそれを上回る厳しさでした!
来年は成功させたいと思います。