飯豊連峰 春山合宿 1日目 『石転び』
2017年 5月3日〜5日
飯豊春山合宿の企画が持ち上がった
メンバーはLTQとマサ隊長とウタマンマンの3名
当初、ダイグラ尾根を登り飯豊本山を経て御西小屋
翌日に梅花皮小屋
翌々日に頼母木から西俣ノ峰を下山する計画書を作成していました。
がっ!
2日前になり、梅花皮小屋のドアから雪が入り込んでいるとの情報をキャッチ
ゴールデンウィーク中だし一般登山者に不便をかけてはいけまいとルート変更して石転びを登り、最短時間で梅花皮小屋に入り玄関の排雪作業に当たることにしました
梅花皮荘に、車を止め吊り橋を渡って通行止めの天狗平までの道路を徒歩で向かいます。
(注意)飯豊山荘への道路はまだ通行止めになっていますので車では行けませんので飯豊朝日登山者情報や飯豊町役場に確認して行ってください。

すでに道路の除雪は完了していました。
飯豊山荘を通過し梶川尾根入り口のところのゲートに向け歩きます。

見てくださいこの前までは除雪されていなくて斜面から全部つながっていまんですよ〜


飯豊山荘の先駐車場も除雪がなされていました。
おそらく、昨日、一昨日の作業のようです

ゲートには自転車が2台あります
先行者のようです

温身平までの道はブナの新緑の綺麗な所
根開けも進んでいます

除雪はここまで

温身平に着きました

正面に梅花皮岳と右手に北股岳
その間に梅花皮小屋が見えるのがお分かりでしょうか



下つぶて石から雪渓に上がります
雪が少ない時は夏道をまいて梶川の出合まで行く事になります。

おそらく、この陽気では雪がとけ、危なくて上がられなくなると思います。

石転びと門内の出合が見えてきました。

石転びを登り途中で振り返ります
(石転びを登る際は常に雪渓上部からの落石や雪崩に気をつけ休憩をする時もたえず上を見ながら休憩します。

遠くに大朝日が見えます

サックからZIPロックに入れてきたおいなりを行動食とて持って来ました。

するとマッサ隊長もザックからタッパに入れたおいなり
たくさん入ってます

さぁ!ここからは、デブリ祭りです!

至る所に雪崩たあと

歩きにくいので、そこを避けて登ります?


これではスキーで滑り降りるのは、楽しくないね〜

今にも転げ落ちそうな雪塊!
コレが落ちてきたらおっかねー!


だんだん急になってきましたよ!
ここから1時間はキツイ登りです。
アイゼンは必要ないほど雪がザクザクでした。

写真では分かりませんが。ここは傾斜角45°はある
これから夜と昼の寒暖の差が大きくなると雪面が硬くキックステップがききづらくなって危険な場所です。
黒滝が口を開けたら要注意です!
滑り落ちたら命はありません

やっと梅花皮小屋が見えました!
何時もならもっと早く見えるのに雪庇が張り出していて見えなかったようです。
なくなったかと思いました。
んな訳はない…

もう少しで登りきるというところで右上部に北股岳の雪庇が迫力満点だったので写真を撮っていました。
ここはもう落石は無いので安心です
っが!
左足がつってイタ、イタタタ
すると右足もつってしまい、二進も三進もいかなくなりました(涙)

でも大丈夫!
登りきりました、待っていたのはギンギンに冷えた
本物ビール!
先ずは石転びの白龍の背中を無事通らせてくれた事を感謝して乾杯。

梅花皮小屋からの北股岳
張り出した雪庇のボリュームにビックリ‼️

小屋の入り口に吹き込んだ雪

排雪作業を始めます
ついでに外の足場の氷もピッケルとケンスコップで取り除きます

作業終了です

水場の状況を見に行きましたがまだ水は出ていませんでしたので、鍋で雪を溶かして飲み水を作ります。
(翌日、水場の水は出ました)

小屋の裏から見る大日岳

梶川尾根の向こうの空が色づいてきました

そしてお待ちかねの時間です!
日本海に沈む夕日に照らされた大日岳です。
何とも言えない贅沢な時間です!

そして初日は幕を下ろしました・・・
この後は2日目、3日目と飯豊稜線の素晴らしい景色が続きますので続編をお待ち下さい。
飯豊春山合宿の企画が持ち上がった
メンバーはLTQとマサ隊長とウタマンマンの3名
当初、ダイグラ尾根を登り飯豊本山を経て御西小屋
翌日に梅花皮小屋
翌々日に頼母木から西俣ノ峰を下山する計画書を作成していました。
がっ!
2日前になり、梅花皮小屋のドアから雪が入り込んでいるとの情報をキャッチ
ゴールデンウィーク中だし一般登山者に不便をかけてはいけまいとルート変更して石転びを登り、最短時間で梅花皮小屋に入り玄関の排雪作業に当たることにしました
梅花皮荘に、車を止め吊り橋を渡って通行止めの天狗平までの道路を徒歩で向かいます。
(注意)飯豊山荘への道路はまだ通行止めになっていますので車では行けませんので飯豊朝日登山者情報や飯豊町役場に確認して行ってください。
すでに道路の除雪は完了していました。
飯豊山荘を通過し梶川尾根入り口のところのゲートに向け歩きます。
見てくださいこの前までは除雪されていなくて斜面から全部つながっていまんですよ〜

飯豊山荘の先駐車場も除雪がなされていました。
おそらく、昨日、一昨日の作業のようです
ゲートには自転車が2台あります
先行者のようです
温身平までの道はブナの新緑の綺麗な所
根開けも進んでいます
除雪はここまで
温身平に着きました

正面に梅花皮岳と右手に北股岳
その間に梅花皮小屋が見えるのがお分かりでしょうか

下つぶて石から雪渓に上がります
雪が少ない時は夏道をまいて梶川の出合まで行く事になります。

おそらく、この陽気では雪がとけ、危なくて上がられなくなると思います。

石転びと門内の出合が見えてきました。

石転びを登り途中で振り返ります
(石転びを登る際は常に雪渓上部からの落石や雪崩に気をつけ休憩をする時もたえず上を見ながら休憩します。

遠くに大朝日が見えます

サックからZIPロックに入れてきたおいなりを行動食とて持って来ました。

するとマッサ隊長もザックからタッパに入れたおいなり
たくさん入ってます

さぁ!ここからは、デブリ祭りです!

至る所に雪崩たあと

歩きにくいので、そこを避けて登ります?


これではスキーで滑り降りるのは、楽しくないね〜

今にも転げ落ちそうな雪塊!
コレが落ちてきたらおっかねー!


だんだん急になってきましたよ!
ここから1時間はキツイ登りです。
アイゼンは必要ないほど雪がザクザクでした。

写真では分かりませんが。ここは傾斜角45°はある
これから夜と昼の寒暖の差が大きくなると雪面が硬くキックステップがききづらくなって危険な場所です。
黒滝が口を開けたら要注意です!
滑り落ちたら命はありません

やっと梅花皮小屋が見えました!
何時もならもっと早く見えるのに雪庇が張り出していて見えなかったようです。
なくなったかと思いました。
んな訳はない…

もう少しで登りきるというところで右上部に北股岳の雪庇が迫力満点だったので写真を撮っていました。
ここはもう落石は無いので安心です
っが!
左足がつってイタ、イタタタ
すると右足もつってしまい、二進も三進もいかなくなりました(涙)

でも大丈夫!
登りきりました、待っていたのはギンギンに冷えた
本物ビール!
先ずは石転びの白龍の背中を無事通らせてくれた事を感謝して乾杯。

梅花皮小屋からの北股岳
張り出した雪庇のボリュームにビックリ‼️

小屋の入り口に吹き込んだ雪

排雪作業を始めます
ついでに外の足場の氷もピッケルとケンスコップで取り除きます

作業終了です

水場の状況を見に行きましたがまだ水は出ていませんでしたので、鍋で雪を溶かして飲み水を作ります。
(翌日、水場の水は出ました)

小屋の裏から見る大日岳

梶川尾根の向こうの空が色づいてきました

そしてお待ちかねの時間です!
日本海に沈む夕日に照らされた大日岳です。
何とも言えない贅沢な時間です!

そして初日は幕を下ろしました・・・
この後は2日目、3日目と飯豊稜線の素晴らしい景色が続きますので続編をお待ち下さい。
この記事へのコメント
なかなかの絶景ありがとうございます。雪庇がすごいですね。次を待っています。
あやめ公園の番人さん
今週中頃までこのブログで引っ張りま〜す
宜しくお願いします
今週中頃までこのブログで引っ張りま〜す
宜しくお願いします
羨ましくて次に進めない・・・(笑)
朝日もそうでしたが、遅くふった雪のせいで
いつもの絞まった雪ではないようですね。
うち等が石転びに行く頃はつぶて石から巻道ですな。
朝日もそうでしたが、遅くふった雪のせいで
いつもの絞まった雪ではないようですね。
うち等が石転びに行く頃はつぶて石から巻道ですな。
山楽番さん
石転びも、まだ雪が柔らかくステップも楽に食い込みアイゼン不要でした。
これからスプーンカットになれば分かりません
かえって柔らかい分体力が奪われます
石転びも、まだ雪が柔らかくステップも楽に食い込みアイゼン不要でした。
これからスプーンカットになれば分かりません
かえって柔らかい分体力が奪われます